書評

【書評】葉菜桜花子『季節を彩る「はな言葉」-花のドレスと花言葉109-』

あなたは
花をみて、なにを想いますか?

生まれながらに身近にあった花という存在は
日常生活の忙しさの中で、多くの人にとって
当たり前のものとなり、想いを馳せる時間を
忘れているのではないでしょうか。

この本はそんな花という存在を
キラキラと自分の中に呼び戻してくれる
はなと言葉の作品です。

書籍「はな言葉」とは

自然な美しさを纏う花たちをイラストと合わせ、ドレスをデザインした作品が掲載されています。

新鮮で元気な花、枯れて散った花、生まれてから役目を終えるまで、いつまでも続く生命の美しさを感じることができます。

また、それぞれの作品には花言葉が添えてあり、女性の心境を表現しています。きっと、あなたの心を動かす作品に出会えるはずです。

想うこと

誰もが心に花をもつ

この本を開いたとき、心の中に自然とキラキラと輝くエネルギーを感じました。

特別花が好きという訳ではありませんし、もちろん家にも飾っていません。何か理由がない限り、花を近くに置くことは日常にはありませんでした。

それでも確かに花を求め、しゅわしゅわと笑顔になるほどの想いが自分の中に眠っていたことに驚き、嬉しく思いました。

振り返ると、友人の結婚式、大切な人からのプレゼントなど、幸せのそばにはいつも花がありました。だから、ふわっと柔らかな気持ちになって、心が温かくなったのかもしれません。

それぞれの魅力で咲けばよい

作品の中で最も気に入ったものを選んでくださいと言われたら、とても悩みます。

どうにかして選ぶことはできても、それは他が劣っているということではありません。あくまで好みに合ったものを選んだというだけです。

それほど、すべての作品にそれぞれの生命があり、魅力があるということです。

そして、それは人も同じだろうと思うのです。人と自分を比べ、劣っていると悲しみ、自信を失うことも多くあります。

しかし、その人にしかない魅力が必ずあります。そこで、生き生きと咲けばいいのだと、そう信じさせてくれるのです。

枯れることの強さよ

枯れて散って、役割を終えたようにみえる花の姿に大きな力を感じます。

新鮮であるだけが美しさではないのだと。雨や風にふかれる日もある、カンカン照りで暑くてたまらない日もある。そんな毎日が味わいとなって表れているようです。

散り際や散りゆく桜の姿を愛すという日本人の情緒も、耐えた日々を想う心があるからでしょう。

与えられた試練も苦しみも、いつか自分の色となり、強さに変わるのだと思えてなりません。

色々な想いの中にいるあなた、あなたの大切な家族やご友人にも手にとって頂きたい作品です。

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